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ボイラー技士とは、
ビルや工場など建造物のボイラーの安全運転を保つために設けられている
厚生労働省管轄の国家資格で、そのボイラーの監視・調整・検査などの業務を行なう
専門家をいいます。今や欠かせないものとして設置されているボイラーです。
非常に高湿で高圧のものを取り扱うため、爆発・破裂などの危険が高く、
技術者による常日頃の点検や安全操業が必要となります。
*ボイラーには、規模等(伝熱面積、圧力など)の違いにより「ボイラー」、
「小型ボイラー」として区別され、小型ボイラーよりもさらに規模が小さい「簡易ボイラー」と
呼ばれるものもあります。
ボイラー技士の資格を取得するには、
(財)安全衛生技術試験協会で実施している資格試験に合格することです。
全国の7カ所のセンターにおいて厚生労働省からの指定を受け、
試験代行業務を行なっています。資格には、2級・1級・特級の3つがあり、そのなかで
ボイラー技士2級の受験資格は大学、高等専門学校、高校などでボイラーに関する
学科を修め3ヵ月以上の実地修習を修了した者、あるいは6ヵ月以上の
実技講習の修了者などとなっていて、1級に受験資格は、ボイラー技士2級合格者であり、
特級の受験資格は、ボイラー技士1級合格者と順送りとなっています。
転職などには是非1級以上の合格が望ましいです。 |
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■問い合わせ先■
(財)安全衛生技術試験協会
http://www.exam.or.jp/index.htm
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